退職エントリ

設計技法

先日、金融系社内SEをやめてサービス業社内SEに転職しました。新しい職場の試用期間が無事に終わったので、前職のことを振り返りながら今後やりたいことを書きたいと思います。

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前職でやっていたこと

前職でやっていたことはProfileにも書いてありますが、金融系社内SEです。金融系なのでメインフレーム(COBOL)システムが根強く残っています。JavaやC#もありますが、ホストが基幹システムを担っています。また、自社サービスを展開しているため、保守業務のかなりあります。保守が半分、残りの半分をメインフレーム開発とサーバー系システム開発で分け合う感じの配分です。

私のこの会社での成果は次のものです。

  • 1日2000枚発行される紙帳票を電子発行するシステムを作成
    • 開発は大したことなかったのですが、システム導入と同時に営業社員の運用を変えるものだったため、リリース後に全国各地からの問い合わせ対応とシステム改善を実施した。リリース直後1日30通あった問い合わせメールが、1年半後には半年に1通程度になった。サーバーはすべてオンプレミスで自前で構築した。サーバーの保守切れによるリプレイスを何度か実施した。結果としてSEとして更に力が高まった。
  • 申込書/証券を出力するシステムを1つ作り上げる
    • このプロジェクトは1年がかりだったのですが、初めて1行もコードを書かなかった。主観部の要件のコントロールと協力会社や開発要員の管理ができ、リリース後はトラブルゼロだったのが嬉しかった。

1社目のSES系のように開発とテストを永遠と繰り返し、運用保守は実施しない立場から、システム導入後の運用改善を経験できて、要件定義もできるSEに成長できた。そして、インフラ構築の実務経験と改善を詰めたことでインフラを意識した折衝とコーディングができる様になった。

  • メインフレーム開発に携わり、レガシーシステムへの意識が変わった。また、メインフレーム上の契約データを変換して他社連動させるサブシステムを経験することにより、金融業界の業務を垣間見ることができた。

個人では学習できないメインフレームの開発を知ることができたことが良かった。COBOLの設計技法や開発手法を見ることで、自分のスタイルが洗練されたと思う。

前職の良いところ/悪いところ

退職エントリとしてどこまで書くか、、、迷うところですが、転職で入社したので、すごく嫌いな部分もありますし、良いところもあります。

悪いところ

  • 金融系の会社は、金融庁の管理下にあります。金融庁はとても書類にうるさいところで、その文化が会社にも強制されます。新規の開発をする際には、どこの会社も予算の承認がありますが、前職の会社はそれが恐ろしくハードルが高いように感じました。法改正の(お上のお国が強制した)対応はやりますが、下から突き上げた開発は相当有益なものでないと承認が下りない風潮があります。結果的に、技術は協力会社に求め、社内政治の上手な人が評価される文化になります。この文化が縦社会の組織構造に拍車をかけてYESマンを養成していき、いつまでたっても変わりません。元々、開発上がりの私にはあいませんでした。
  • リクスを追わないにも程がある、インターネット閲覧の禁止。新しいソフトウェアインストールの規制。保守的な考えになるのはいいとしてもこれやりすぎですね。システムに慣れてしまうと新しい技術を使った開発ができないのは寂しいです。

ざっくばらんに書くと企業文化が合わないのと、システムに飽きてしまった感じです。

良いところ

  • 福利厚生がしっかりしていて17時に退社できるし、有給も取りやすい。また、女性のライフイベント(結婚、出産、子育て)に理解のある感じがします。女性社員の比率の多さから、女性が働きやすい職場だと思っています。これは、他のSE会社ではあまりないところだと思います。
  • プロジェクトの管理が行き渡っていれば、本当に残業もありません(リリース直前/直後は除く。また、業務改革を行う意識の高い人が上につくと残業がたくさんになります。これは、どこの会社でも同じですかね。)
  • 希望すればずっと同じ業務に携わるので、その道のプロフェッショナルになれる。

福利厚生が充実していて、ワークバランスが取りやすいのが一番のポイントでしょうか。

なぜ辞めたのか

共働きで嫁が夜勤もある勤務のため、一人で保育園への送り迎えをしなきゃ行けない状況で、仕事の配分を考えていただいた上司の方には大変感謝をしています。それから、SES時代にはできなかった、要件定義や運用改善を経験できたことは、色々ありましたがとても楽しかったです。

でもやっぱり、新しいことをやりたくなりました。リスクを恐れるがあまり、開発がルーティーンのようになってしまっていて、ずーっと同じ開発をやり続けるに退屈な思いをすることが多くなってしまったことです。

お仕事で関わった方は道端でばったりお会いしたときは、お声がけを頂かなくとも会釈位をしていただけると幸いです。

今後の豊富

やはり、保守作業や社内統制をするシステムが多く、新しい技術を用いた開発ができないことです。転職活動をするにあたって自分がどのようなシステムを作りたいかを考えました。転職考える前から参加していたConnpass勉強会では、ITを楽しんでいたり、ITの力で周りの人を楽しくしたいという考えの方が多かったです。昔は開発することだけが楽しかったです。でもそれだけだとただの趣味になってしまうので、ITの力を使って自社業務の辛さを改善させたいとあげたいそういう仕組を作りたいと思うようになったからです。

ですので、新しい会社に入るときは、「開発を通して業務知識を蓄え、いずれ企画をやりたい!」と面接のときに公言しました。

それから、転職しても今後もブログは続けます。

まとめ

転職エントリを書きました。新しい業務を覚えることに注力した3ヵ月が終わりました。1つの区切りですね。まだまだ覚えることは多いのですが、仕事全振りから自分の時間をもう少し作ろうかなと思います。

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