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スマホが水没したときの対処法は?やってはいけない応急処置も紹介

お風呂や洗面所で思わずスマホを水の中に落とし、これは壊れたか?なんて思って一縷の思いを込め中の水を出そうと対応している人はいませんか?

もしまだ対処する前の人はこの記事で一度スマホが水没したときの対処方法をご覧になってください。やってはいけないことも紹介しているので、水没したスマホが助かるかもしれません。

スマホが水没したときの有効な対処方法

スマホが水没したときの最初にやる必要のある対処方法は、電源を切ることです。理由はスマホは濡れて中の電子回路がショートすると壊れるので、ショートする前に電源を切れば壊れずに済むからです。もしバッテリーを外せるタイプのスマホならバッテリーも外したほうがいいでしょう。とにかく電流が流れる可能性のある周辺機器やパーツの中で外せるものは全て外してください。

次に自然乾燥でスマホ内部に入った水分を無くしてください。乾燥させる場所は風通しの良い場所で、スマホはコネクタなど内部に通じる穴を下に向けるのがおすすめです。また、スマホの下に新聞紙やティッシュなどの水分吸着力の高いものを敷くと、中の水分がより早く乾燥するのでおすすめです。次の見出しでは意外な物を使った水没対処方法を紹介しているのでご覧ください。

米粒を使ったおすすめ水没対処法

米粒には高い吸水力があり、昔から乾燥剤として使われているので、水没したスマホと一緒にジップロックなどの密閉袋に入れてしばらく放置すれば水没に対処可能です。さらに万全を期すならアミロペクチンの含有量が高いお米を使う方法がおすすめです。理由はお米の吸水力はアミロペクチンと呼ばれる吸水力のある成分の影響が強いからです。そこで、スマホの水没対処に使うお米は、うるち米かもち米にしましょう。これらのお米はアミロペクチンの含有量が多く、もち米に限ってはアミロペクチンの含有量が100%なので乾燥剤には最適です。

ですが、最近お米も値段が高く、ない人もいると思うので、他にアミロペクチンを含んでいる食べ物も以下の一覧表に紹介しておきます。

食品名アミロペクチン含有量
じゃがいも80%
さつまいも70%
小麦70%
とうもろこし75%

乾燥剤を使ったスマホの水没故障対処法

スマホが水没したら、シリカゲルなどの乾燥剤とスマホを一緒に密閉袋に入れる方法がおすすめの対処方法です。シリカゲルとは食品が湿気を吸ってしまうのを防ぐために使われる乾燥剤で、水分を吸着する効果があります。したがって、水没したスマホと一緒においておけばスマホ内部の水分を吸う効果が期待できます。シリカゲルは100円ショップなどの雑貨店でも購入できますが、ビスケットやクッキーなどのお菓子にも入っています。

ただし、スマホの水没に対処できるシリカゲルはタイプBに限定されることに注意してください。シリカゲルはBタイプなら湿度の高い場所でも吸水してくれますが、Aタイプのシリカゲルは湿度が30%以上の場所では吸水力を維持できません。したがって、スマホ水没に使うシリカゲルはBタイプにしましょう。

重曹でスマホ水没に対処する方法

スマホが水没したときは、家にある重曹を使って対処できます。重曹は炭酸水素ナトリウムなので吸水力が高く、スマホが水没しても内部に入り込んだ水分を吸い取ってくれます。やり方は密閉できる容器や袋に水没したスマホと重曹を入れて数日間放置するだけです。

ちなみに筆者がやった方法は、タッパーに重曹と水没したスマホをとんかつのころもをつける感覚で入れて放置する方法です。コツは重曹を沢山入れることで、少ないと重曹が吸水しきれずに水没が悪化する危険性があります。

修理業者に依頼する方法

スマホが水没した場合は水没復旧に対応しているお店に依頼する方法もおすすめです。依頼するお店の選定基準は次の見出しから紹介しているような水没復旧率や復旧できなかった場合の取り扱いなどを細かく説明しているお店です。お金だけ払ってスマホは直らないといった事態を防ぐためにも依頼するお店は吟味しましょう。

スマホ修理工房の詳細情報

スマホ修理工房は全国にあるスマホ水没修理のプロフェッショナル店です。修理時間も最短120分と非常に短く、修理代金も最低5500円と安価です。注意点は、スマホ修理工房で依頼するには事前に応急処置をしている必要があることです。スマホ修理工房ではスマホが水没した場合、電源を落としSIMカードを抜いた上で目に見える範囲の水分をティッシュなどで拭き、修理に出すまで自然乾燥である程度水分を出しておく必要があります。また、自然乾燥させすぎると、中の電子回線が錆びついて修理が難しくなるので、できるだけ早くスマホ修理工房に持っていきましょう。

モバイル修理宅急便の詳細情報

モバイル修理宅急便は新宿にあるスマホ修理屋さんで、料金が明瞭会計になっているところが大きな魅力です。例えばiPhone16を修理する場合、基本作業費に11000円かかり、基盤修理の成功報酬に最低35800円かかります。また、水没乾燥作業だけで修理できた場合は、6880円の追加費用だけで済む場合もあります。この様に作業内容によって修理費用が決められているため、スマホが水没しても新しい機種の購入代金か修理代金のどちらが安いかを比較することができます。

ちなみに重度の水没修理をした場合は、成功報酬として56800円の追加費用がかかるので、水没に気付くまでに時間がかかった場合は、新しい機種を買ったほうがいいかもしれませんね。

新宿スマホ修理王の詳細情報

新宿スマホ修理王に水没したスマホの修理依頼をするメリットは、他の修理業者で直らなかったスマホも対応してもらえるところです。修理も即日対応してくれる上に費用も8800円と安いので、大事なデータが入ったスマホをどうしても復旧したいときに依頼してみましょう。なお、部品交換が必要な場合、動作確認ができている互換性のある部品を使ってもらえるので、水没修理後の動作もかなり安定性が高いと評判です。

水没したときにやってはいけない対処方法

スマホが水没したときにやってはいけないのは、ドライヤーを使ったり電子レンジで水分を蒸発させたりする方法です。スマホは熱に非常に弱く、万が一ドライヤーや電子レンジで中の水分を蒸発させようとすると高確率で壊れます。特に電子レンジは、加熱対象に含まれる水分を振動させて加熱するので、発生した振動が電子部品を破壊し最悪爆発します。同じくドライヤーも電子基板を加熱してしまうので、セラミックコンデンサ内部にある微量な空気が暑さで膨張して爆発する危険性があります。

また、スマホが水没したときに本体をトントン叩いて水分を出そうとする行為もやめた方が良いです。理由はスマホを叩いた衝撃で、中に入り込んだ水分がさらに奥に入る危険性があるからです。水没の規模を悪化させる行為なので、衝撃は絶対に加えないでください。

まとめ

スマホが水没したときはお米や市販の乾燥剤と一緒に密閉した容器や袋に入れて、数日放置する方法が直る可能性の高い対処方法です。対してドライヤーや電子レンジなどを使うと電子基板が熱で故障したり、爆発する危険性があるのでおすすめできません。心配な人は専門家に修理を依頼しましょう。修理内容によっては高額になりますが、誤って自分で壊してしまう心配がありません。