日常的にスマホを使うことが増え、もはや無いと生活に困るという人もいるでしょう。そこでこの記事では自分でスマホを復旧できるように、突然スマホの電源が落ちるときの原因と対処方法をご紹介しています。対処方法が簡単なトラブルから、少し難しいけれど説明を見れば対処できるトラブルまで様々な内容を紹介しています。
スマホの電源落ちたときに最初に確認することとは
スマホが勝手に電源落ちるときは、まずバッテリーの残量を確認しましょう。特にスマホの充電をよく忘れたり、持っているスマホが古い人は充電したつもりでもすぐにバッテリー残量が無くなってしまう場合があります。確認方法はスマホの充電ケーブルを接続し、電源ボタンを押してください。もし画面のバッテリーの残量表示が0%の場合は、充電してバッテリー残量が十分な量にならないと電源が入らないようになっています。したがって、急いでいるからといって、バッテリー残量が1%でも増えたときに電源を入れようとすると、電源を入れたときにバッテリー残量を全て消費してしまい、すぐに電源が落ちてしまいます。
スマホの熱暴走を確かめてみよう
スマホは熱暴走していると勝手に電源落ちるので、本体が熱いときは時間をおいて冷ましてから使いましょう。よくありがちなのが就寝直前にスマホを使い、そのまま寝落ちして寝相で体の下にスマホが入ってしまう場合です。しかも寝る直前にゲームなど、処理速度を要求されるアプリを起動していると、スマホ本体がとても熱くなります。そこへ体温の温かさが加わるとスマホは熱暴走して電源を入れてもすぐに電源が落ちてしまうため、いったん冷ましてから使う必要があります。
メモリー不足で電源落ちる可能性とは
スマホにはアプリやOSを起動するためにメモリーと呼ばれる専用ストレージのような部品が存在します。古いスマホだとOSを更新したときにこのメモリーが不足してしまい、電源を入れてもメモリー不足ですぐに電源落ちる場合があります。したがって、古いスマホを使っている人は新しいスマホに買い替えてください。
なお、2025年現在で古いスマホ機種に該当するのは、AndoroidOSのバージョン12以前の機種とiosを搭載したiphone8以前の機種です。これらの機種は2025年現在でサポートが終了しているため、これらと近い時期に発売されたスマホはメモリー不足に陥る可能性が非常に高いです。一方新しいスマホの人は設定アプリからOSが最新のバージョンになっているかを確認してください。
SIMカードのエラーを確認してみよう
スマホにSIMカードを挿入している人は、一度それを取り外してから電源を入れてみましょう。SIMカードが故障していると、そのデータを読み込もうとしてスマホ本体にもエラーが発生し、勝手に電源落ちる可能性があります。特にSIMカードを入れるときに金属端子の部分に指を触れてしまうと、読み込みエラーになることが多々あります。そのため、金属部分に触れたときに付着した油分や汚れをティッシュなどで拭き取り、再びSIMカードを入れて電源を入れてみてください。
もしSIMカードを挿入しない状態で電源が入るのであれば、SIMカードを再発行してもらう必要があります。スマホ会社によっては有料でないと再発行してくれないので、契約会社に確認してください。
端末の故障を疑ってみよう
古いスマホは故障して突然電源落ちるリスクも高くなるので、SIMカードやバッテリーなどの確認をして大丈夫だった場合はスマホ本体が故障している可能性があります。サポート期間内なら修理に出すこともできますが、個人的には新しい機種を買うことをおすすめします。その理由は、スマホ修理は機種によっては最新機種を買えるほどの費用が掛かる場合があるので、修理してまたいつ故障するかわからない機種を使うより新品を買ったほうが気楽かもしれません。
まとめ
スマホが突然勝手に電源落ちるのは、バッテリーを含めたハードが老朽化しているか発熱している場合とソフト面のエラーが出ている可能性が考えられます。ハードの老朽化は修理を依頼するしか対処できませんが、修理費用が高くなるなら新しいスマホを買うほうがおすすめです。一方ソフト面はOSを新しいバージョンにすることで解消できるので、設定アプリからバージョン情報を確認してください。