パソコンを使っているときのよくあるトラブルの1つとして上げられるのが、突然のシャットダウンです。そこでこの記事ではパソコンが勝手に落ちたときの原因を解説しています。特にパソコンの起動時間が5分以上かかる人はぜひこの記事で紹介している原因や対処方法を参考にしてください。
パソコンが勝手に落ちるときの原因とは
パソコンが勝手に落ちるときの最も多い原因は、パソコンのスペック不足です。特に使っているアプリケーションの推奨環境を満たしていないのに、無理矢理使っている場合は急に落ちることも珍しくありません。今まで使えていたからと安心していると、パソコンがさらに老朽化したときに連続で勝手に落ちることがあるので、パソコンの買い替えを検討してみましょう。
スペックの高いパソコンを使っていて勝手に落ちるときの原因とは
スペックの高いパソコンを使っているのに勝手に落ちるときは、パソコン内部に蓄積されたほこりや電源ケーブルの劣化を疑いましょう。特にデスクトップパソコンはファンなどの冷却機能のある部品にほこりが溜まっていると、少し発熱しただけでパソコンの電源が勝手に落ちる可能性があります。
そのため、電源を落とした状態でファンに蓄積されたほこりをティッシュなどで取り除いてから電源を入れてみましょう。パソコンの部品を壊してしまいそうで怖い人は、家電ショップなどで売られているパソコン専用のダストスプレーがおすすめです。スプレーの勢いで簡単にほこりを除去できるため、部品に触らなくてもお手入れができます。
電源関連のトラブルを疑ってみよう
もしパソコンにホコリが溜まっておらず、スペックも高いという人には電源ケーブルの交換をおすすめします。パソコンの電源ケーブルは古いものを使いまわしている人も多く、それに気づかずパソコンをあたらしくしたのにケーブルだけ古くて勝手に落ちるといったトラブルになります。そのため、通販や家電ショップでパソコンのAC電源ケーブルを購入しましょう。
ただし、メーカー製パソコンの場合は専用の電源ケーブルでないと動かない場合があるので、公式の通販ショップを利用しましょう。そして電源ケーブルも新しいという人は、電源ユニットを疑ってください。パソコンは付けているパーツ次第では大容量の電源ユニットが必要です。特に新しい外付けデバイスを接続したときにありがちなので確認してみましょう。
パソコンのOS更新を確認
パソコンにはOSと呼ばれる基礎ソフトがインストールされており、定期的にアップデートされています。そのアップデートの過程で、パソコンが勝手に再起動したり一度電源がオフの状態になったりすることがあります。初心者はその状態をパソコン電源が勝手に落ちると勘違いして電源スイッチを何度も押したことで、中々アップデートが終わらないといったトラブルに発展します。
そのため電源が勝手に落ちると思ったときは、一度時間を置いて本当にパソコンの画面に何も表示されていないかを確認しましょう。特に新しいパソコンにしたときは、何度も再起動することがあるので壊れたと錯覚する人も多いようです。特にOSのバージョンや種類によっては、あと何時間後に再起動しますといった画面が表示されることもあるので、その場合は画面の指示に従ってください。
セキュリティソフトの影響?
パソコンのセキュリティソフトは、定期検査や自動アップデートが設定されていると度々勝手に電源が落ちる場合があります。その場合は再度電源を入れるとセキュリティソフトの更新画面が表示される場合があるので、更新が終わるまで電源スイッチを押したりしないように注意してください。大規模なアップデートの中には3回以上電源が勝手に落ちる場合もあるので、壊れたと勘違いしないように注意しましょう。
まとめ
パソコンが勝手に落ちる原因の多くはスペック不足が、部品の経年劣化が原因です。特に部品の経年劣化はほこりが溜まっていると故障を誘発させることになりかねないので、定期的にダストスプレーなどで掃除しておくことが重要です。それでも解決しないときはセキュリティソフトやOSのアップデートが怪しいので、画面にアップデート関連のメッセージが表示されていないかを確認してみましょう。