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AirPodsが片耳聞こえない時の対処法は?日々のお手入れ方法も紹介

お耳に心地よく音や声を届けてくれるAirPodsですが、たまに片耳聞こえないなどのトラブルが発生して違和感を覚えることありませんか?そんな人にはこの記事で紹介している対処方法をご覧いただくことをおすすめします。壊れないように日々のお手入れ方法まで紹介しているので、せっかく買ったのにすぐに壊れてしまうことのないようにしましょう。

AirPodsが片耳聞こえない時の解決方法

AirPodsが片耳聞こえない状況を解決するには、まずBluetoothのペアリング状態を確認しましょう。実はAirPodsに限らずワイヤレスイヤホンは片方ずつそれぞれにペアリングを行っているんです。したがって、誤って片方だけペアリングが外れてしまうと、AirPodsが片耳聞こえない状態になります。この状態になると一度両耳のペアリングを解除してから再びペアリングを行わないと認識しない場合があります。

ペアリングが片耳だけ外れてしまう原因とは

AirPodsで使われているBluetoothは、障害物や電波干渉などの影響を受けやすく、10mほど離れるとピタリと接続できなくなります。そのため、場所によっては片耳だけ接続できるような距離感になっている場合が存在し、これを切っ掛けにペアリングが解除されることもあります。ちなみに筆者の家の間取りだと、丁度寝室と台所と行き来するだけで片耳だけ解除される場合があるので、Bluetoothの接続距離はかなり精巧に出来ていると感じたことがあります。

バッテリー切れによるトラブル

AirPodsはバッテリーが切れるとBluetoothのペアリングが解除され、聞こえなくなります。特に仕事で常に片耳だけつけて作業をしている人は、AirPodsの片耳だけバッテリーが無くなっていきます。したがって、久しぶりにAirPodsを両耳に付けたら片方だけバッテリーが無くなり、ペアリングが解除され片耳聞こえない状態になります。その場合はAirPodsを両耳ちゃんとフル充電しておき、改めてペアリングを行ってみてください。

音量設定の見直しで対処する方法

AirPodsの音量設定は片耳ずつ設定できるので、片方のボリュームが小さいと片耳聞こえない状態になります。また、音量設定が適切でも出力バランスが0になっていると音量をいくら上げても音は聞こえてきません。したがって、設定画面のシステムのサウンド設定のAirPodsからボリューム部分をクリックし、左チャンネルと右チャンネルの出力が0になっていないかを確認してください。0になっている場合は出力を上げて適度な音量になるように調節しましょう。

AirPodsを車で使っているときの対処方法

AirPodsを車で使っている人は、周囲にBluetoothを使っている人がいると電波干渉しやすく、片耳聞こえない状態になりやすいです。特にAppleCarPlayを使っている人は、AirPodsが勝手に切り替えられてしまいます。切り替わらないようにするためには、iPhoneや接続したい側のデバイスのBluetooth設定を開き、オーディオをヘッドフォンで聴き続けるという項目をオンにしてください。すると、AirPodsが勝手にAppleCarPlayの音声を拾わなくなります。

自動耳検索が誤作動した可能性

AirPodsには耳にはめると自動的に音声が再生される自動耳検索機能があり、これが誤作動すると片耳聞こえない場合があります。そこでiPhoneやiPadの設定アプリの画面上部にあるAirPodsのメニューで、自動耳検索のオンオフを切り替えてから接続してみましょう。

接続優先度設定を見直す方法

WindowsパソコンとAirPodsを接続している場合、接続優先度設定が片耳聞こえない状態の原因になっている場合があります。接続優先度とは、電源がオンになっている特定のデバイスに対して、他の接続を無視して接続するための機能で、AirPodsよりも別の音声デバイスの優先度が高いと音が聞こえない場合があります。優先度を高くするには、Windowsの設定を開きシステムタブのサウンドを開きます。次にサウンドを再生する場所を選択というメニューの下のAirPodsの名前をクリックしてください。最後にAirPodsの名前の下に規定のデバイスというテキストが表示されたことを確認して終了すれば、AirPodsの接続優先度が高くなり両耳聞こえるようになるはずです。

再生ファイルの録音に失敗している可能性

通常音声ファイルはステレオ録音されているため、音声チャンネルが複数ある形でファイルが出力されます。しかし、録音段階で失敗すると片方のチャンネルしか録音されていないことがあります。そのファイルを再生すると、まるでAirPodsが故障して片耳聞こえないかのような状態になります。解決するには、録音されたファイルを出力しなおすしかないので、貰った音声ファイルの作成者に依頼してみましょう。

ファームウェアやドライバの更新で解決する方法

AirPodsのファームウェアやドライバが最新の状態ではないと、片耳聞こえないなどのトラブルが発生する場合があります。また、ファームウェアはAirPodsが充電中で、wifiに接続しているiPhoneやiPad、またはMacパソコンのBluetoothがオンになっている時のみ30分ほど放置しなければアップデートされません。一方Windowsパソコンはパソコン側のドライバ更新で解決するしか方法はありません。ドライバを更新してもAirPodsの片耳聞こえない状態が続く場合はアップデートされるのを待ちましょう。

AirPodsのお手入れ方法とは

AirPodsはゴミが付着していると片耳聞こえない状態になる可能性があるので、定期的なお手入れをおすすめします。ただし、不用意に水に濡らしたり特殊な薬品を使うと壊れてしまうので、AirPodsをお手入れするときは、電源を切った上で以下の物を使い付着したゴミを取り除いてください。

  • 毛先の柔らかい歯ブラシ
  • ペーパータオル
  • 蒸留水
  • グリセリルを含むミセラークレンジングウォーター

お手入れ方法は、歯ブラシにミセラークレンジングウォーターをつけAirPodsのメッシュ部分を優しくブラッシングします。掃除ができたらペーパータオルで拭き取り、歯ブラシに蒸留水をつけて優しくブラッシングします。なお、蒸留水でブラッシングするときは、歯ブラシに付着したミセラークレンジングウォーターを完全に洗い落としたものを使ってください。

まとめ

AirPodsは設定が適切でなかったり、バッテリーが減っている状態になると片耳聞こえない状態になります。また、Bluetoothは障害物や電波干渉の影響を受けやすいので、接続しているデバイスからの距離が必ず10m以内の場所で使ってください。また、接続距離が適切でもAirPodsにゴミが付着していると、片耳聞こえない状態になるので、ミセラークレンジングウォーターなどで定期的にお手入れしてください。