ChromeBookのOSをCanaryチャンネルにする

ChromeBook

この記事では、ChromeBookのOSをCanaryチャンネルにする方法について書きます。Googleのヘルプには、Stable/Beta/Devチャンネルまでしか説明が公開されていませんが、Chromeブラウザと同じように、canaryチャンネルが存在します。

当初は、ChromeBookのOSにChromeブラウザ(canary)をインストールして楽しもうと思いましたが、Chromeブラウザ(canary)はインストールこそできるものの、起動ができませんでした(残念)。Chromeの情報を調べるとChromeBookのOS自体をCanaryにする方法があることがわかったので、試してみようかと思います。

canaryにすると一般にはリリースしていない機能がいち早く使える用になります。この記事を書いている時点(2018/5/10)で、面白そうなアップデートとして、Google I/O 2018の中で「Chrome OSにLinuxアプリケーションを実行可能にする大型アップデートを計画している」と発表されたので、それが試せないかなと考えています。

事前準備

  1. ChromeBookをディベロッパーモードにします。手順はこちら
  2. 何かあってもいいように、リカバリーメディアを作成をおすすめします。手順はこちら。
  3. 必要なファイルをGoogleDrive等にバックアップ

canaryチャンネルにする方法

1) 【Ctrl + Alt + T】 でcroshを起動する

2) 次のコマンドを入力する

%> live_in_a_coal_mine

3) 「chrome://help」から「ビルド情報の詳細」を選択して確認してみましょう

切り替わってますねー。

<注意点1>

canaryチャンネルはアップデートが頻繁にあります。Chromebookでアップデート情報がが確認されると、Chrome OSCanaryの新しいバージョンがダウンロードされてインストールされます。これをスピードアップするには、「メニュー>ヘルプ> Chrome OSについて」の中で、[アップデートの確認と適用]ボタンをクリックしましょう。幾分か早くなります。

<注意点2>

canaryチャンネルにして1週間くらい利用した感想ですが、、、とても不安定です。。。最新の機能が使えるかどうかの予備調査として使うのは良いですが、通常利用には向きません。私がさすが開発途中のバージョンと感じたバグは次の2つです。

  • 動画再生が全くできなかった
  • Chromeを起動すると10秒でフリーズする

canaryチャンネルからstableチャンネルにする方法

ChromebookでPowerwash操作を実行するだけでは、Stalbeチャンネルになりません。canaryチャンネルでPowerwashを実行すると最新のcanaryチャンネルがインストールされます。

<方法1>croshコマンドからもとに戻す

%> shell
%> update_engine_client --channel = stable-channel -update

※注意点としては、不安定なバージョンのため、これでも戻らない場合があります。その場合は、方法2を使いましょう

<方法2>リカバリメディアから元に戻す

まとめ

ChromeBookOSをcanaryチャンネルにする方法を書きました。一瞬で切り替わるのでチャンネル変更直後は実感がわきません。初めてCanaryチャンネルにしたので、これから色々実験してみたいです。

 

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