iPhoneを使っていると、いきなりアプリが落ちたことありませんか?仕方なくアプリを再起動するものの、やっぱり同じ症状が出て、満足に操作できない人もいるかと思います。そこでこの記事ではいきなりiPhoneアプリが落ちる原因について紹介しています。前兆と対処方法に関する情報があれば、いきなりiPhoneのアプリが落ちるかもという心配から解放されると思うのでぜひご覧になってください。
iPhoneアプリが落ちる原因って何?
iPhoneアプリが落ちる原因は、アプリやIOSのバージョンが古すぎることが考えられます。特に新しいアプリほどIOSのバージョンが関係してくる可能性が高く、IOSを更新していないとアプリとOSの互換性が保てなくなります。なお、2025年9月現在のIOS最新バージョンは18.6.2で、画像関連の脆弱性を修正するためのアップデートでした。
したがって、画像を扱うiPhoneアプリを起動してウイルスに感染したファイルを開くと、強制的にアプリが落ちる可能性があるので注意してください。
iPhoneアプリが落ちやすいIOSのバージョンと対処方法
IOSの中には過去に深刻な脆弱性が存在したバージョンがあり、該当バージョンのIOSのiPhoneを使っているとアプリが勝手に落ちる場合があります。そこで自身のIOSのバージョンと以下に紹介するバージョンを比較して、iPhoneのアプリが落ちやすいバージョンになっていないかを確認してください。
なお、サポート対象のiPhoneに該当していない場合、古い機種になので脆弱性がそのまま放置されている可能性があります。iPhoneアプリが落ちる原因にもなるので、早めに機種を買い替えるか可能ならアップデートしてください。
脆弱性のある主なIOSバージョン | 主なサポート対象のiPhone |
iOS15 | iPhone6sからiPhone13 |
iOS16.7.11 | iPhone8からiPhone14 |
iOS17.2 | iPhoneXシリーズとiPhone11からiPhone15 |
iOS18.1.1 | iPhoneXシリーズとiPhone16 |
iPhoneアプリが落ちるメモリーの容量とは
iPhoneではシステムアプリを含め、常に一定以上のメモリーが使われています。その上さらに追加でメモリー使用量の多いiPhoneアプリを使い、メモリーの空き容量が無くなると落ちることがあります。したがって、iPhoneアプリが落ちる現象を回避するためにも最低でもメモリーは4GB以上搭載している機種を購入してください。4GB以下の場合は、最新版iPhoneアプリの動作環境を満たしている可能性が低く、最悪の場合起動できないことがあります。
ちなみに以下に紹介しているのは、メモリー使用量の多いiPhoneアプリで、メモリーが不足しているとアプリが落ちる可能性が高いです。
アプリ名 | メモリー使用量の目安 |
PhotoshopExpress | 8GB |
PhotoDirector | 8GB(AI機能使用時) |
Safari | 200MBから5GB |
メッセージ | 1GB |
メモリーが原因でiPhoneアプリが落ちるときの対処方法
iPhoneアプリが落ちる原因がメモリー不足の場合は、iPhone側で使用メモリーを解放する方法がおすすめです。最も簡単なメモリー解放のやり方は、再起動したり電源を入れなおす方法ですが、メモリー開放アプリを使うことでも解決できます。メモリー解放アプリの利点は、起動するだけで空きメモリーが増えるので、再起動よりも手間がありません。
なお、それでもすぐにメモリーがいっぱいになってiPhoneアプリが落ちるときは、メモリーを使っているアプリ側でメモリーの使用量を変えられないか確認してください。特にPhotoshopExpressやSafariは設定画面でメモリーの使用量を変えたり解放したりができるので、落ちなくなります。
バックグラウンドで動いているアプリを確認してみよう
他にiPhoneアプリは起動していないのにアプリが落ちるときは、バックグラウンドで別のアプリが動いている場合があります。バックグラウンドのアプリを終了する方法は、iPhoneにホームボタンがあるなら二回連続で押し、ホームボタンが無いならホーム画面の下側を上にスワイプしてください。するとバックグラウンドで起動しているアプリが表示されるので、終了させたいアプリのアイコンを右にスライドさせると終了できます。
ネットワークの接続状況が落ちる原因と対処方法
iPhoneアプリの中には、ネットワーク接続しながら使うタイプもあるので、Wifi接続ができなくなったり、通信量がなくなったりすると落ちる場合があります。特に長時間ゲームをやっている場合、いつの間にか通信量が無くなっていることも多いので、iPhoneアプリが落ちるときは通信量の残りを確認しましょう。また、通信量やwifiの接続ができても、アプリのサーバーが海外にあるとVPN接続でなければ接続が上手くいかずにアプリが落ちる場合があります。ちなみにiPhoneに標準搭載されているアプリの中では、以下に紹介するアプリがネットワーク接続が必要なことで有名です。
- iCloud
- 天気アプリ
- Googleニュース
なお、通信量が残っているのにアプリが落ちるときは、SIMカードの接触不良が原因のこともあるので、SIMカードを差しなおしてみてください。
アプリと同時に電源まで落ちる前兆と対処方法
アプリと一緒にiPhone 急に電源落ちる前兆は、バッテリー残量20%になったときに通知となって現れます。通知にはバッテリー残量が少なくなっていますと書かれているので、低電力モードというボタンを押すと、消費電力を抑えられます。したがって、充電できない環境のときは低電力モードにしておくことがおすすめの対処方法です。
さらにiPhone設定アプリの明るさ設定で、ダークを選択したり明るさを低くしたりすると、消費電力がより少なくなるのでおすすめです。
まとめ
iPhoneアプリが落ちるのは、メモリ不足かIOSが最新版に更新されていないことが原因です。古い機種を使っているとついつい誤魔化しながら使ってしまう人が多いようですが、放置するとウイルスに感染して余計にアプリが落ちやすくなることもあります。
したがって、設定やバックグラウンドで動いているアプリを終了させることで対処できるものはできるだけ実践しておき、IOSもできたら最新版をインストールできるだけのスペックがあるiPhoneに買い替えましょう。