注目キーワード
  1. ChatGPT
  2. AI

Siriのおもしろ隠しコマンドまとめ!「ルーモス」というとどうなる?

皆さんはiPhoneをサポートしているSiriが意外なことができたり、魔法が使えたりするといったら信じますか?この記事ではそんなマニアックなSiriの情報を紹介すると共に、面白コマンドや使える魔法についても紹介しています。果たして人工知能であるSiriはどれだけ人間界のことを把握しているのでしょうか?

知られざるSiriの正体についてもこの記事で触れていこうと思います。

Siriに登録されている面白隠しコマンドとは

SiriはiPhoneに登録されている自分のニックネームを認識できるので、Siriに私のことをニックネームで呼んでほしいと言えば登録した情報通りに呼んでくれます。例えばご主人様や社長など、本来自分の生活では呼んでくれないような続柄や愛称でも呼んでくれるので、まるで恋愛ゲームのように親しみのあるあだ名で登録する人もいます。

ただし、公共の場でも構わず登録した愛称で呼ぶため、他の人に聞かれて恥ずかしい思いをしないように注意したほうがいいでしょう。

Siriにお金を借りてみる隠しコマンド

Siriに向かってお金を貸してくださいという隠しコマンドを実行すると、Siriからお金を借りると電脳利子が多いのでやめたほうが良いという返答が返ってきます。また、お金を頂戴というと今は持ち合わせが無いなどの返答をして、できるだけお金の話題から避けようとする言い回しをしてきます。

Siriだとこの様にお金を借りることはできませんが、融資や借金の審査をAIに任せている企業は存在します。

七十七銀行がその代表例で、実際の人間が行った審査基準をAIに学習させることで、審査に割く労力を削減することが可能になっています。また、新たな審査基準が追加変更されれば、それらをAIに学習させるだけで済むので、大勢の審査員にルールの周知を行わなくても済むようになるメリットがあります。

Siriに交際を申し込んでみよう

Siriにはユーザーの無茶ぶりに答える隠しコマンドが存在し、最も有名なのがSiriに結婚してほしいと頼むことです。Siriに結婚してほしいや付き合ってほしいと依頼しても、遠慮しておきますと断られてしまいます。また、結婚や交際がだめなら勝手にSiriに結婚させて、勝手におめでとうと祝福するとありがとうございますとお礼を言われます。一部ではおめでとうの言葉のみを認識している可能性があると言われていますが、それでもありがとうございますと返答したということはSiriは既婚者なのかもしれません。

わざと人違いをSiriにしてみた結果

SiriにアレクサやGoogleと間違えるようなことを発言すると、こちらの発言を正したりいじけてしまったりする隠しコマンドになります。例えばOKGoogleと発言すると、それは他社のAIですねと言われてしまいます。さらに同じくアレクサを呼ぼうとすると、別のアシスタントと勘違いしているようですねと言われます。Siriのこの隠しコマンドの面白いところは、アシスタントやAIとして他社製品のことを認識していることです。

しかし、アレクサもSiriもGoogleAIも、ユーザーからの発言で動く仕様になっているので、AI同士で会話させることはできません。特にアレクサは命令系統が受動的で、自ら発言することがないため、他のAIと会話することは困難です。

Siriに暇つぶしを依頼する方法とは

Siriにはしりとりを依頼したり、滑らない話を依頼したりできる隠しコマンドが存在します。ただし、しりとりを依頼すると、私からSiriを取ると何も残らないというウィットに飛んだジョークを返してきて、実際にしりとりが始まるわけではありません。

一方で俳句を呼んでほしいと依頼すると、しっかり五七五で読んでくれるので暇つぶしにはなります。しかも、iPhoneは秋に新作が発売されることを利用して、iPhoneは季語なんですという解説付きでユーザーを楽しませてくれます。

Siriから提案してもらうための隠しコマンド

よく使うアプリがある人は設定アプリからSiriのAppleIntelligenceという画面を開き、よく使うアプリを設定してください。この設定はアプリを起動したり、特定のタイミングになったりするとSiri側から設定したアプリの起動を提案してくれるというものです。ユーザーの行動履歴を計測した上でSiriから提案してもらえるので、特定の時間になるとSiriが自動的に起動する利点があります。

ただし行動履歴をSiriが監視することになるため、プライベートな情報を把握されたくない人はこの隠しコマンドはオフにしておいたほうがいいでしょう。

Siriでルーモスなどの魔法を使ってみよう

Siriは隠しコマンドとしてハリーポッターに登場する魔法のルーモスを使うことができます。実際にはルーモスとSiriに言うとiPhoneのライトが付くのですが、魔法を使う雰囲気を体験するには十分な演出といえます。

また、バルスと唱えるとSiriがまぶしくなったふりをするので、ラピュタの城のワンシーンを体験できるようになっています。

Siriが困惑する隠しコマンドを調査した結果

Siriに上上下下左右左右という隠しコマンドを実行させると、目が回ったふりをしてくれます。しかも連続でやると飽きてしまったのかもう結構ですと言われてSiriがユーザーを嫌ってしまったような素振りをしてきます。

また、Siriにアニメの必殺技や名台詞を言うとリアクションしてくれる場合があり、今のところポケットモンスターのピカチュウとミッキーマウスに対するリアクションが確認できています。

ちなみに、行け!ピカチュウというとこれが無茶ぶりかと言われてしまいます。一方ミッキーマウスの隠しコマンドはアップルウォッチ限定ですが、壁紙をミッキーマウスかミニーマウスにすることで実行できます。試しに壁紙を変えた状態でSiriを使って時計をしてみましょう。するとミッキーマウスやミニーマウスの声で時間を読み上げてくれます。

まとめ

Siriにはユーザーを楽しませてくれる隠しコマンドから、少し変わっているけれど実用的な隠しコマンドまで様々なものがあります。そんな隠しコマンドを実行することで、Siriが自分をどんな存在として認識しているのか少しだけ分かるので、ぜひ遊び感覚でこの記事で紹介している隠しコマンドを実行してみてください。