新年(2018年1月)を迎えてまたブログを書くにあたって動機づけになりそうな記事を見つけました。 ウェブマスター向け公式ブログにて、2017年によくアクセスのあったTOP10の記事がまとまっていました。その記事を一読して、ポイントと感想を書きたいと思います。
WebMaster公式ブロク2017TOP10の記事リンク
TOP10は、下記のとおりです。
- 日本語検索の品質向上にむけて
- 医療や健康に関連する検索結果の改善について
- モバイル ファースト インデックスに向けて
- Google 検索における最新の品質向上について
- HTTPS をランキング シグナルに使用します
- Google の検索結果からコンテンツを削除するには
- 3/24 開催イベントのお知らせ「オンラインメディアのための Google 検索入門&コンテンツ制作のベストプラクティス」
- Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて
- HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
- 良質なサイトを作るためのアドバイス
(https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/thanks2017.html)
検索結果の品質に関連する記事(1,2,4,10)
低品質サイトの検索順位を下げて、高品質サイトの検索順位を上げるアルゴリズムを作成しています。日本語においても同じですということが1位の記事には書いてあります。
昔は専門職の人しかGoogleを知らなかったのですが、一般の人が検索する場合、難しい単語を連発しているサイトよりも、わかりやすい単語で検索します。わかりやすい単語で検索して専門的な情報にアクセスできるように、サイトをデザインするようにしましょうということが2位の記事に書いてあります。
4位の記事は、検索アルゴリズムの改善を実施する際に、フィードバックを実施し寄せられた意見を元にアルゴリズムを改善していきますということが書かれています。
10位「良質なサイトを作るためのアドバイス」の記事はGoogle検索にて、上位を取るためのヒントが書いてあります。ヒントが多すぎますね。私の言葉でようやくすると次の点ですかね。
- 減点しないようにするヒント
- 誤字・脱字は、検索順位を下げるので気をつけましょう。
- コピペの記事は、減点対象です。
- 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
- 筆者の興味関心ではなく、検索順位を意識して書いた記事は、バレる可能性がある。
- ランキングを上げるようにするヒント
- 記事が専門的で、他のサイトと比べてオリジナリティがあるか。
- 同じ分野の記事が同一サイトに沢山あり、多面的に書かれているか。
1ページでも減点対象があると、同一サイトの他のページまで減点対象となるので、気をつけましょう。そういうサイトがある場合は、間引きや統合やリライトが有効です。
・・・お正月に違う記事を書き入れてしまいましたね。あとで見直しときます(笑)
・・・それから更新頻度に関する記載がありませんでした。
HTTPSに関する記事(5,8,9)
すべての記事で、サイトのHTTPS化を推奨しており、「セキュリティは Google の最優先事項です。」という一文が印象的です。私のサイトも2017年のChromeがHTTPサイトへのセキュリティを強化してことに反応して、HTTPS化しました。
なお、ページがHTTPS化しているかどうかは次のページで確認できます。
古い記事ではありますが、HTTPS化されたサイトを優先的にINDEX化するとか、検索ランキングを優遇するという記載があります。英語を日本語訳しているだけなので、影響がどの程度かは、自分で確かめる必要がありますが、HTTP化する際は、次のヒントを元に作成しましょう。
- セキュアでない依存関係が含まれていない。
- robots.txt によってクロールがブロックされていない。
- セキュアでない HTTP ページに(または HTTP ページを経由して)ユーザーをリダイレクトしていない。
- HTTP ページへの rel=”canonical” リンクが含まれていない。
- noindex robots メタタグが含まれていない。
- 同一ホスト上の HTTP ページヘのリンクが含まれていない。
- サイトマップに HTTPS URL が掲載されている(または URL の HTTP バージョンが掲載されていない)。
(https://webmaster-ja.googleblog.com/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html)
検索結果の品質の時より分かりやすい記載なので、そのまま引用します。
モバイル ファースト インデックスに向けて(3)
Googleはデスクトップユーザのみを意識して検索ランキングを作成していましたが、近年スマホ等のモバイルユーザの増加に伴い、スマホを意識したページデザインにしましょうということが書いてあります。私も昔、記事で書きましたね。

モバイルファースト化のポイントは2つです。
- レスポンシブウェブデザインにしましょう
- ページ表示速度を早くするために、ページで使用する画像/JS/CSSは最適化しましょう
FaceBookなどの大手SNSのデザインを真似するのが一番近道ですかね。
その他(6,7)
6位「Google の検索結果からコンテンツを削除するには」はこういうやり方があるというのを知っておきましょう。7位「3/24 開催イベント・・・」は、SEOの勉強会の記事ですね。今年も開かれると嬉しいです。
まとめ
WebMasterToolのブログなのでやっぱり検索結果に関することが上位に来ますね。モバイルファーストとHTTPS化は2018年もWEB担当者を悩ませる単語ですね。今後も動向に注意を払いながら、対応して行きたいです。
それでは、また。
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