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中古スマホはやめとけといわれる理由は?注意点や失敗しない買い方

新品は高いけど中古なら買いやすいと思い、中古スマホに手を出そうとしている人はこの記事をご覧になってから改めて検討してください。実は中古スマホには購入するときの注意点が存在し、先人の購入者達は数々の失敗を繰り返してきました。そこでこの記事ではそんな失敗談を元にした買い方や注意点などを紹介しています。なぜここまでやめとけと言われているのかも丁寧に説明しているので、ぜひ検討材料にしてみてください。

危険な赤ロムの存在について

中古スマホはやめとけと言われる理由は、赤ロムと呼ばれる通信制限のあるスマホを購入する危険性があるからです。赤ロムとは何らかの理由で通信会社から利用制限されているスマホのことで、赤ロムを買った場合はSIMカードを差し込んでも通信ができません。解除するにはメーカーの窓口に依頼するしか方法はなく、料金がかかる場合があります。特に赤ロムは2021年以前に大手通信業者から購入したスマホに多く、前の利用者が料金滞納などの問題行為をしていた可能性があります。そこで購入するときは、購入しようとしているスマホのIMEIと呼ばれる製造番号を控えて、大手通信事業者の公式サイトで検索してみてください。購入希望のスマホが赤ロムなのかを判別することが可能です。

犯罪行為になる黒ロムとは

黒ロムとは事前に個人情報がインプットされているタイプのスマホのことで、大手通信事業者から購入する場合は全て黒ロムになります。しかしながらスマホを違法転売している業者や、個人のお店で購入する黒ロムは携帯電話不正利用防止法違反になるので、中古スマホの黒ロム購入はやめとけと言われています。

黒ロムかどうかを見分けるには、個人のお店で購入するときに個人情報を聞いてくるお店は十中八九違法スマホです。聞きだした個人情報を売買している可能性すらあるので、個人情報は絶対に教えないでください。そもそも中古スマホを購入するときに個人情報は必要ないので、聞かれることが間違っていると思っておきましょう。

バッテリーが劣化している

中古スマホは前の所有者がどれくらいの頻度で使っていたのかが分からないので、やめとけと言われています。理由は高頻度で使っている中古スマホは、バッテリーが劣化していてフル充電しても数時間しか動かない場合があるからです。モバイルバッテリーを常に持ち歩けば解決できますが、バッテリーが壊れたらモバイルバッテリーも意味がなくなるため、購入前にバッテリーの使用頻度はどの程度だったのか聞いてから購入したほうが良いでしょう。

オーバーホールをしていない機種

オーバーホールとは、中古スマホを一度分解して細かい部品まで掃除して綺麗にすることです。オーバーホールされた中古スマホは新品同様に使えますが、していないとすぐにBluetoothなどのセンサーが壊れる可能性があるのでやめとけと言われています。特に古い機種のスマホを購入する場合は、オーバーホールしていないと外見は綺麗でも中の回線などがボロボロの可能性があります。また、オーバーホールはしていなくても、せめて電源や音量などのボタンは交換したものを購入したほうが、すぐに故障するようなトラブルに巻き込まれなくて済むのでおすすめです。

違法改造スマホにも要注意

個人店で購入した中古スマホは、データ抜き取りを目的とした違法改造や違法アプリインストールの可能性があるのでやめとけと言われています。特に不自然に前の所有者のデータが残っていた場合は要注意で、購入者が入力したデータを抜き取るための改造が施されている可能性があります。また、アプリを削除しても違法改造して必ず情報を抜き取るための細工が動くように細工されている可能性も指摘されています。したがって、中古スマホをやめとけと言われても購入に踏み切るときは、スマホ本体をよく見て中身を分解した後がないかを確認することをおすすめします。

古すぎるスマホはやめとけ

古すぎる中古スマホはやめとけと強くアドバイスしておきます。理由はOSやファームウェアのアップデートができないからです。OSやファームウェアがアップデートできないとアプリが動かないことも多く、ストレージの容量が少ないとそもそも新しいデータが入らないといった事態に遭遇します。また、セキュリティが脆弱になるというデメリットもあります。したがって、製造終了しているような中古スマホを購入するときはOSのバージョンとストレージとメモリーの容量は確認しておきましょう。

購入時の注意点と失敗しない買い方

中古スマホ購入時の注意点は、必ず大手中古業者で購入することです。理由は大手中古業者の場合、購入後のアフターサポートも行っている場合が多く、スマホが使えないときは別の機種と交換してくれるお店もあります。例えばハードオフやゲオでは購入した中古スマホが赤ロムでキャリア店舗でもロックが解除ができない場合、レシートと購入したスマホを持っていくことで、保証期間を設けず全額返金対応してくれます。そのため、安心して通信制限のない中古スマホを購入できる利点があります。また、ゲオなら中古スマホに初期不良が出た場合、購入後30日以内なら同等品と交換か返金対応にも応じてくれます。

中古相場を必ず確認する

中古スマホを購入するときは必ず購入予定機種の中古相場を確認してください。特に個人店で購入すると高額で販売している事例も多く、大手中古品業者と比較して5000円以上違う場合があります。また、極端に安すぎると動作不良などの問題を抱えている場合が多いので、お店の人に頼んで実際に動いているところを確認してからの購入をおすすめします。

過度な期待をしない

中古スマホに過度な期待をするならやめとけとアドバイスしておきます。中古スマホは一般的に1年から最大でも2年動けば良い方と言われることが多く、3年以上動いている機種はほぼ奇跡に近いです。特に古い機種は何かしらの問題を抱えているので、SNSの口コミでは半年しか動かなかったとの報告も散見されました。なので、中古スマホを購入するときは、気になっていた機種の使用感を試すくらいのつもりで購入することをおすすめします。

まとめ

中古スマホは外観だけでは分からないトラブルを含んでいる可能性があるので、やめとけと言われています。特に個人情報抜き取りを目的とした違法改造機種の存在は脅威です。また脅威が無くてもバッテリーが過度に劣化していることですぐに使えなくなる可能性もあります。したがって、赤ロムなどの危険性も考えて中古スマホを買うときはアフターサポートの充実している大手中古業者で購入することをおすすめします。